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世界破滅の予言

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「世界没落体験」という言葉がある。この言葉は精神科の教科書などの統合失調症の項目の中に書かれている。統合失調症において世界が一夜にして崩壊してしまうような大災害や戦争などがおきるという妄想をもちやすいということが解説してあるのだけれども、これは統合失調症のみならず、一般の健常者においてもおこりうる妄想だといってもいい。統合失調症の場合と健常者の場合においては、その妄想の量と質はおおきくことなり統合失調症においては長期間、妄想にとりつかれるが、健常者のばあいにおいては一時的なものである。
生きるというストレスは誰にでもあることだし、その不安がなんらかの妄想になってしまう場合もある。また、聖書にでてくる預言者のごとく逆にこうした妄想が社会の誤りを是正する場合もある。社会動物人間がもっている群に対しての警告本能、それが世界没落妄想の機序というものだといってもいいのではないだろうかと個人的に所感している。

ノストラダムスの予言や他の多くの予言があり、多くの占いがあり、多くの人がそうしたものを好んで読んでいることからも、こうしたものを人間は持っているということにほかならないだろう。

こうした人間の本能に近いものを利用し、絶えずその思いを繰りかえさせていくと統合失調様の集団が生まれる。世の中の多くのカルトが世界没落を繰り返し信者の頭に植え付け、犯罪行為に走らせた。「世界が滅びるのだから罪に裁かれる自分より多くの人を救いたい」
「小さな犠牲ならば多くの犠牲を払うよりもましだ」「一緒に死んでしまおう」などなどと思いながら罪を犯す。

しかし、こうした罪を働いた人々は統合失調症の類に属する精神疾患に罹患しているという診断はくだらないだろう。おおむねの人が健常者として診断を受けるものと思われる。
オウム関連団体を脱会した元幹部に聞いた話であるけれど、彼は脱会後にチベットの密教僧に瞑想の仕方などを習ったけれども、それはオウムで教えていたものとはまったく異なるものだったようである。つまり、密教の名前を騙りながら、オウム真理教という団体は多くの妄想を身体と肉体に植え付けることを優先していた。また、松本死刑囚の妄想(詐欺の手段として利用したのか本当にそういう妄想を見ていたのかはここでは断定しない)を共有することを優先していた。

つまり、構成員の精神は健常であるが、コミュニティが統合失調様になっていたということである。そして信徒である人々は、そうしたコミュニティにおけるローカルルールに従順に従った、

反社会的な要素を持った統合失調状態のコミュニティの法に健常者がまじめにむかいあい、それを実践しようとした。(誤解がないように付記しておくけれど、統合失調症の人の多くは凶暴な反社会性をもっていない)

それがオウム真理教のすがたであったのだろうと思う。

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