2017-11

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彗星

見渡す限り星が拡がるお空を自由に飛び回るジェニーは汚れた泥の固まりが凍った小さなお星様でした。

ちっちゃくとも大きな光るお星様の側を通ると身体が暖められて綺麗な光るシッポを長く長くひっぱって飛び回っていたのです。

ジェニーはとっても幸せ。だって、きれいなシッポを引っ張ってとびまわっているといろんなお星様が声をかけてくれるんですから

空をいつものように飛んでいると大きなお星様が声をかけてきました。

ちっちゃなお星様とっても君はきれいだね

ありがとう大きなお星様、わたしの名前はジェニーって言うんだよ。遠くから飛んできたんだよ。きっと、大きなお星様も知らない世界を沢山みてきたんだよ。

ジェニーはお話が大好き。火山が沢山あるお星様の話や、とっても優しく光るお星様の話、そして白く大きくなって消えていこうとしているおじいさん星の話をしました。

大きなお星様は嬉しそうにジェニーの話を聞いてくれました。

何万年も何十何百万年もジェニーは空を飛び続けては他のお星様にお話しをしてきました。

でも、ある日、真っ赤な帽子を被った魔法使いがジェニーに近づいてきました。

ねぇねぇ、君ってちっちゃな泥で出来ているんだね。かっこうわるいよ。

そういわれるとジェニーは自分の姿が恥ずかしくなりました。

ねぇねぇ魔法使いさんどうすればいいのジェニーがそう聞くと魔法使いはジェニーに大きな鉄の服をくれました。

どうだいこれで君の泥が見えなくなったよ。

ありがとう魔法使いさん!ジェニーは元気良く飛んでいきました。

でも、いつもなら綺麗なシッポをひくのにシッポが出ませんでした。たぶん、大きなお星様の光がジェニーの身体を暖めなくなったからです。

ジェニーは黒い点のようになりながら空を飛びました。

誰にも見えないから誰も声をかけてくれませんでした。だから、さびしくなって泣きながら
飛んでいると魔法使いがまた声をかけてきました。

どうしたの小さなお星様

あのねひとりぼっちで寂しいんだ。

すると、魔法使いはジェニーを大きな星の側に置いてくれました。

ありがとうありがとう魔法使いさん!!何度も何度も本当にありがとうとジェニーは言いました。

ジェニーは新しい場所で大きなお星様と話をしようとしました。でも、お話しすることがなにもありませんでした。そして、もうどこにも飛んでいけなくなっていました。

ジェニーは真っ黒な星になってしまったとさ。
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